そんな彼に‥‥

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「彼氏って、暁?」 「暁以外誰がいんのさっ!!」 「は……はいぃ‥すいません。ってか、暁教室?」 「うん!!」 亜矢は、イライラした様子をして、速歩きで、教科へ向かったが……。 亜矢は、教室へ近づくにつれて嫌な予感だけが、増した。 楓が疲れながら、先に教室に入ると‥‥ 「おっ!猫かぶり!!亜矢はどうした!?連れて来いっていったろー!」 楓に暁が、すねながら言った。 「はぁ?あたしの後ろにいんじゃん!怒」 「‥‥‥どこにいんだよ!」 暁は、少しキレ気味で言った。 楓が、後ろを見てみると‥‥亜矢はいなかった。 みけにしわをよせて“ヒョコッ”っと、顔を出すと‥‥廊下で亜矢が、固まっていた。 「ほらっ!愛しの亜矢なら廊下にいるよぉ!!怒」 固まっていた亜矢は、一気に真っ青になった。 “楓ぇ!!余計なこと言うなー!!” と半泣きの、顔で楓を見た。
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