高校1年の夏~高校1年の秋①

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その時私は、「ヤバッ💦どうしよー💧」ってオドオドしてた。 その時車の運転席側の窓が開いて、中からサングラスをかけた彼が顔を出した。 これが彼と私が出会った瞬間だった。 彼の顔を見た時、サングラスで表情とかはよく分からなかったけど、すごく優しそうな感じだった。 その後、車に乗り、車の中で私服に着替えてホテルへ向かった。 ホテルに着いた瞬間湧き上がって来た緊張と後悔が入り交じった気持ちをごまかすため、ベッドに飛び込んで布団を頭までかぶった。 布団をかぶって落ち着こうとしても落ち着くどころかますます心臓がバクバク言って、顔が熱くなってきて、自分ではもうどうすることも出来なかった。 彼がシャワーを浴びている間も心臓のバクバクと顔の熱さは増していくばかりで落ち着くこともままならなくなっていた。 そうこうしているうちに、彼がシャワーを浴び終えてお風呂場から出てきた。
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