第1話 新しい出会い

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カーテンの隙間から差す光で、目が覚める。 しかし、体が動かない。 そして、エアコンがついてるにもかかわらず暑い。 なんだか、俺の体に柔らかい物が当たっていて、周りからいい香りがした。 俺は、周りを見渡した。 「なんでいるの…」 周りにいたのは、4姉妹だった。 俺は4姉妹を起こすと、怒らずに 「どうやって入ったの?鍵を閉めたのに。」 「この合鍵を使って。」 俺は、素早くその合鍵をとると、 「良く素直に言ったね。」 そう言った後に、4人の頭を撫でた。 4人は、怒られると思っていたんだろ。 びっくりした様だが、嬉しそうに笑った。 その顔を見た俺は、4人をかわいいとしか、思えなかった。 しかし、そんな時間はすぐに消えた。 「!!たっくん!!」 「!!たくちゃん!!」 「!!兄ちゃん!!」 「!!お兄ちゃん!!」 4人が抱き付いてきたからだ。 さすがに寝起きの俺は、4人の重みに耐えられず、崩れ落ちた。 /(.^.)\ バタッ!!
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