明帝紀～曹叡物語～

登場人物

曹叡〈ｿｳｴｲ〉…魏の明帝、烈祖。若くして帝位に就く。威厳があり、明敏な人物。

甄后〈ｼﾝｺｳ〉…曹叡の母。文昭皇后。もとは袁熙の妻。

袁熙〈ｴﾝｷ〉…曹叡の実の父。曹操に敗れて、逃れた先で殺される。

曹丕〈ｿｳﾋ〉…曹叡の育ての父。魏の文帝・高祖。

曹操〈ｿｳｿｳ〉…曹叡の育ての祖父。魏の太祖・武帝。

郭皇后〈ｶｸｺｳｺﾞｳ〉…文徳皇后。文帝の正妻。

毛皇后〈ﾓｳｺｳｺﾞｳ〉…明悼皇后。明帝の正妻。

郭夫人〈ｶｸﾌｼﾞﾝ〉…明元皇后。毛皇后の死後、皇后となる。

司馬懿〈ｼﾊﾞｲ〉…曹丕の遺言を受けた四臣の一人。底知れぬ才能を持つ。
晋の宣王。

曹真〈ｿｳｼﾝ〉…四臣の一人。皇室の重鎮。曹爽の父。

曹休〈ｿｳｷｭｳ〉…四臣の一人。誇り高い人物。曹肇の父。

陳羣〈ﾁﾝｸﾞﾝ〉…四臣の一人。魏の主に三代に渡り仕えた重臣。

曹宇〈ｿｳｳ〉…曹操の子で燕王。字は彭祖〈ﾎｳｿ〉。曹叡の若い頃からの親友。

秦朗〈ｼﾝﾛｳ〉…幼名は阿蘇〈ｱｿ〉。曹叡の側に仕える。

劉放〈ﾘｭｳﾎｳ〉…曹叡の側近。曹操の代から魏主の周囲に仕えた。

孫資〈ｿﾝｼ〉…曹叡の側近。劉放と共に昇進。

諸葛亮〈ｼｮｶﾂﾘｮｳ〉…蜀の丞相。度々魏に侵攻する。

孫権〈ｿﾝｹﾝ〉…呉の大帝。三国の初代皇帝で最も長く生きる。

公孫淵〈ｺｳｿﾝｴﾝ〉…遼東の主。後に魏に叛旗を翻す。