風俗

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 早く誰かに相談すればよかったのか。 こんなにも簡単なことだったのか。  いや。 きっと、きらりじゃなければこんな風には答えてくれなかっただろう。  彼女はどうしてこんな所に居たのだろう。 こんなにも楽天的なのに。  本当に自分で自分を傷つけるような人なのか?  一人でこの公園で佇むのにそぐわない。  今笑っている顔は、ほんの一部でしかないのか?  きらりに対して、色々な思いが駆け巡った。
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