風俗

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 「きらりって名前聞いて、どう思った?」 「珍しい名前だと思ったよ」 「これ、お店での名前なんだ」 「…お店」  脳裏に母の顔が浮かんだ。 「そう、お店」  押し黙る僕に、きらりはゆっくりと、この公園に来た経緯を語った。
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