無理だね…

1/3
1人が本棚に入れています
本棚に追加
/21ページ

無理だね…

もうすっかり打ち解けあいどんどん月日は流れていった。そんな中で俺の誕生日が近付いて来た。記念すべき⑳回目の誕生日。そう俺は成人になるのだ。今年成人式を迎える。記念すべき誕生日になっていた。そんな話しをしていたらやっぱり逢いたくなるものだ。愛し合っているしまだ写メでしか顔も見たことない。抱き締めたり愛し合ったりすることも出来ない。やはり遠いとはいえ逢いたかった。ついそんな話しをしたら心彩もそう言ってくれた。本心から嬉しかった。なにより二十歳の誕生日。その記念に心彩も一緒に過ごしたいと言ってくれた。やっぱりそれでも問題はある。何より遠いうえお金もかかる。俺は今そっちに行ける状態ではなかった。そのうち行くつもりでお金を貯めてはいるのだがいかんせんまだ足りない。行くだけなら往復だけなら十分なのだがいろいろお世話もしてもらうのでもっと十分なお金を稼いでから行く予定をたてていた。仕事もすぐには辞めれないので…そんなことを考えてくれたのか心彩が来てくれると言ってくれたのだ。往復分なら余裕であるのでその分ならすぐ出せる。俺はうきうきしながら話しを進めた。でも上手くいかないものである。
/21ページ

最初のコメントを投稿しよう!