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家に着くと私は倒れ込むように眠った。
‥そしてその眠りから目覚めた時、かなりボーっとしていた。
(とりあえず風呂でも入ろ‥)
立ち上がり動いた時
(痛っ!!)
左腕が上がらなかった。
傷がどーなっているのか恐る恐る鏡を見てみる。
(うぇっ‥)
自分でも気持ち悪くなるほどに色も傷も酷かった。
すごく動かしずらいし、何度「痛っ」と言っただろうか。
何日かは本当に大変だった。
秀もずっと心配してくれていて、傷が触れるくらいになると
『キレイになるといいな』
と毎日左肩にキスをしてくれた。
治りかけた頃には
『このまま傷残ったら責任とるから…』
と言われたけど、その時はどーゆう意味か私はわかっていなかった。
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