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体育館裏で…
今日もまた平穏無事な日々が過ぎていく。
特に満ち足りる事もなければ、大して危ぶまれる事もなく、ただ平凡さだけが未来を霞ませていく。
でも充分過ぎるほど楽しかった。
｀楽しかった´のだ。
今にすれば、あまりにも悔やまれる。
好奇の産物は災いでしかないし、人の欠点でもある。
ファンタジー映画をみるといつも、やめとけだなんて思うくせに、いざ我が身になると何も学んじゃいない。
出来ればもどりたいけど、今更じたばたしても無駄。
あれを手にしてしまった以上、もうあの酷くかったるい日は戻ってこない。
それに戻りたいなんて思っちゃいないし…
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