いつだって思い出すのは
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俺がこの学校に入ってから2度目の春。 もう少しで桜が咲き誇るだろう。 近くに桜並木がある。 俺は春にだけわざとこっちを通るように帰っている。 『ある人に会いたい』から。 俺はあの光景を忘れない。 いや、忘れられないんだ。
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