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えっ??碓井くんの顔が赤かった??
いや、気のせいだ。
きっと夕焼けのせいだよね。
碓井くんって結構モテるし平凡な女の私なんて…。
……って何考えてるんだろ。
さっさと日誌出してこよう。
奈月は終わった日誌を提出して、帰る準備をした。
窓からテニス部をのぞいてみるともう部活も終わったみたいだ。
静かな廊下から足音が聞こえた。
「渡部っ、おまたせ!!」
「早いね…部活終わったばっかりじゃ??」
「女の子を待たせるのはいけないからね～」
これまたニカッと笑うので私もつられて笑った。
「そうなんだ。」
「そういえば日誌終わった??」
「うん、終わったよ。」
「じや、帰ろうぜ～」
「うんっ。」
そして、２人で校舎をあとにした。
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