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笛の音で私は走り出した。
さっきまではそんなに痛くなかったのに、今回ゎ物凄く痛い。
後50mってところで私は耐えきれなくなり、座り込んで足を押さえた。
「おい!葉月!どうした?」
靴を見ると、腫れてるところだけ赤く、血で染まっていた。
「おい!保健委員!」
「俺が運んできます。」
えっ…?
私が後ろを振り向くと……
優真が立っていた。
「そうか。頼んだ。」
すると優真は私の腕を自分の肩にかけ、支えるように立たせた。
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