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「優真!?1人で行けるから良いよっ!」
私は焦りながら優真に言った。
「良いから…」
「授業受けてよ!」
「そんな足で歩けるわけないだろ…良いから大人しくしてろ…」
優真の口調は冷たいケド…顏は悲しそうな顏をしていた。
そして保健室につくと、誰もいなかった。
「保健の先生出張でいねぇんだ…」
ボソッと優真が呟く。
「そこに座ってろ」
と言って優真は棚からテーピングを持ってきた。
「ほら…足」
私は渋々靴を脱ぐ。
「悪かったな…」
「えっ…?」
「入学式ん時俺が足踏んだからだろ?怪我したの…」
私は…つい黙ってしまう。
そして…
「わっ><」
頭をクシャクシャと撫でられた。
ドキッ
私はこの時…優真を好きになったんだ。
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