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キーンコーンカーンコーン♪
一時間目だ…
えっと?何だ?
「海!!一時間目って何?」
「うへへ~」
うへへ?
・・・
か~い~!!!!
黒瀬ばっかり見てそんなにおもしろいか?
「あっと…数学だと思うよ?」
んあ?あぁ…黒瀬か…
「おぅ…サンキュー…」
「あ!!…名前…教えて?」
は?…あ…名前か…
「涼夜…佐伯涼夜…」
言ってどうなるんだよ…
「佐伯…くん…あ!!涼夜君って呼んでいい?」
ドキッ
「あ…あぁ」
呼んでいい?なんてきかれたの…初めてだ…
一応…俺…モテる方だと思うけど…
いつもみんな勝手に名前を他人から聞いて¨涼夜君¨って呼んでいた…
ま…転入生だから当たり前か…
ジーッ
うっ…なんか…痛い視線が…
「(てめぇー)(抜け駆けすんな)(離れろっ)(このやろー)」
男子がクチパクで何か言ってるし…
俺はそんなつもりねえっつうの
「おい!!佐伯ーこの問題解け」
うわ…最悪…
ま…解いてやろうじゃねぇか!!
スラスラスラッ
「はいっ♪せんせっ♪」
憎たらしい笑顔で言ってやった♪
「あ…あ…ありがとう…」
「涼夜君すごいねっ!!」
「は?なにが?」
「黒板に書いてある説明!!今、先生が説明してるのより分かりやすいっ」
そう…何で憎たらしく笑ってやったかって言うと…
ものすごく簡単に分かりやすく説明を書いたからだ。
「そう?ありがと♪ニコッ」
あ…今…笑っちまった…
ま…いっか、
.
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