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店に入ってきた男性を見て春人がジュースを飲むのをやめてコップをテーブルにおきながら、 『 あれ!?あの人昴さんじゃん!』 春人の言葉に四人が昴の方を見ると、 『知り合いなのか!?』 透夜の問いかけに春人は、 『 俺がバイトしてるクラブハウスによく演奏しに来てくれるからよく話しとかしてる!』 そんな春人の言葉に三人は驚きの表情を見せるが泉だけが一瞬だけ姿を確認しただけであとは黙々とジュースを飲み続けていた。そんな泉の態度に悠紀子達もきずいていだが何も言わずに昴の事で会話をやりとりしていた。一方の昴は店のマスターこと、藤見武彦(ふじみ たけひこ)に軽く会釈するとカウンターに座り親しげに話しだす。そんな二人のやりとりに凛子が『あの人もこの店良くくるのかな!?藤さんとも仲良いみたいだし! でも男前だよね~!泉もそう思わない!?』 凛子の言葉にも泉はそだねとそっけない態度で返事を返すと凛子もいつもと違う様子にきずきすかさずはなしの内容を変えて、 『泉 今日はなんたべる?藤さんの新メニューも楽しみだよね!』 凛子が笑顔で泉に話しかけると泉はうんと少し笑みを浮かべて答える。そして悠紀子が続けて泉に話しかけてくる。 『今日楽しみだよね!藤さんの料理美味しいしみんなもそおおもわない!?』 悠紀子の言葉にみんなしてうんうんと頷くと春人がメニュー表を見ながら悩んでいた。 『ん~どれにしようかな…はぁ困った…』 その春人の態度に他の四人は笑顔をうかべ春人をからかうとしばらくしてから四人もメニュー表を開き何にするかきめかねて会話をしていた、その時ゆっくりと昴がカウンター席から立ち上がり泉達に近づいてくる。そして泉は近づいてくる昴にきずき少しとまどいメニュー表で自分の視界から昴の姿を見ない様に隠して平然をよそおった。
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