‡猫‡

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レンは猫の中で耳にした 男の子が事故にあった事を…… その日から レンは男の子がいるであろう病院に一輪の花を沿えるようだった まるで、早く元気になってといっているかのように… だが、その数日後 男の子は静かに息を引き取った 男の子の母親は病院の前にいる猫の前にしゃがみ込むと泣きながら『あの子はね……天国にいっちゃったよ…』といった レンは母親の瞳を強く見つめると踵を返しゆったりと歩きながら姿をけした… その次の日から レンは姿を見せなくなった いなくなってしまった男の子を探すかのように猫はその町からいなくなってしまった
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