∫俺だけを、見て∫

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「本当?! やったあ~♪」 「んじゃ、また。」 「うん! またねえ~♪」 すると隼人は 帰っていってしまった。 なにしに来たんだろ? 一方で、亜由美はいつになく 超ご機嫌。 「あ~。 アドレス聞くの、 忘れちゃったあ。 お願いなんだけど… 日和が、 隼人くんに 私のアドレス、教えといてくれない?」 そこ…アタシ? もちろん、 断れるハズもなく。 「うん、いいよ!」 「本当?! やったあ♪ 遊びに行く時の服も 買わなきゃっ!」 …いいじゃん。 友達の恋なんだよ? 応援しなきゃ。 しかも、相手は昔からの幼なじみだもん。 協力しなきゃ。 そう自分に言い聞かせた。
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