∫俺だけを、見て∫

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「ピンポーン。」 アタシは いつもの朝の日課のように アイツの家のインターホンを鳴らす。 すると エプロン姿のおばさんがでてきた。 「あらっ!日和ちゃん! 毎朝毎朝ごめんなさいねぇ~。 あの、馬鹿息子ったら…。」 「いえいえ! これも、幼なじみとしての 務めですから!」 「あら~ 本当頼りになるわ~。 まだ、隼人は 自分の部屋なのよ。」 「わかりました! まかせてくださいっ。」 アタシは ドスドスと 隼人の部屋まで歩く。 あの “バカ幼なじみの部屋に”
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