記憶喪失の聖職者。

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「せっかく新しい仲間も増えたことですし、どこか皆で出掛けましょうか??」 マスターがその場にいた沢山の男女に声を掛けた。 「いいねっ+久し振りのGハンだ!!」 黄色いショートパンツ姿で鷹を連れた女性がにぃっと笑った。 「凪、あんまり突っ走ったらだめですよ??」 マスターが苦笑した。 「へいへ~い♪」 「さて、あまり無茶なとこに行くのもあれですし、GHにでもいってみますか??」 マスターが皆に声を掛けると皆がうなづいた。 「決まりですね」 マスターがニッコリする。 「にぁさんは余り無理をしないように…他のプリーストもいますから見学位の気楽な気持ちでいてくださいね」 「は…はい。」 にぁがうなづくとマクルが 「にぁおねえちゃんはマクルが守るよ!!」 とエッヘンと胸をはった。 「頼もしい限りだね~」 間延びした声でウェザが笑った。 「では、参りましょうか??小夜かメビ、ポータルはありますか??」 「私ありますよ。」 そういってメビと呼ばれた白い僧衣の聖職者がポータルを出した。 「さぁ皆さん乗ってください。」 にぁはマクルに手を引かれポータルに吸い込まれていった………
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