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◆覚醒◆
あの後。
臨時広場に帰ってきた俺は泣いた。
流石にうさプリの辛辣な言葉は、俺のデリケートなチキンハートを抉った。
そんな俺を慰めたのは、意外にもあの時のショックエモバードさん。
どうやらあのプリは、鯖内でも有名なネカマ姫らしい。
ギルドぐるみで、何やらいろいろ悪どいこともやっていたようだ。
あのプリも、取り巻きのござる達に高級装備を貢がせ、お座り公平ばかりで養殖当然に育ってきたダメプリなのだと、バードさんは教えてくれた。
それを聞いて安心のあまり、また涙目になる俺。
そんなダメプリに、俺は、俺は陰(ギルチャ)であざ笑われていたというのか…
無言がちになってしまった俺に、バードさんは、仕方ないなぁと言って取引要請を出してきた。
この前おもちゃ行った時に出したんだけどね、と渡されたのは一粒のキャンディ。
俺はそれをダブルクリックした。
HPは満タンだったから、使い損だった。
けれどその味は甘くてクリーミーで、こんな素晴らしいキャンディをもらえる私は、 きっと特別な存在なのだと感じました。
今では私がおじいちゃん。孫にあげるのはもちろん●ェルタースオリジナル。
なぜなら彼もまた特別な存在だからです。
―――――(「・ω・)「―――――
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