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しかし、現実は苦いものだった。
俺はひとりプロンテラの家と家の隙間の道にunk座りで座り込み、帰らない白ポ代と課金料理代で凹み、道行く通行人に鬱をお裾分けしてあげては変な目で見られた。
だが俺も、そもそも生来過ぎたことをうじうじ考え込むような人間ではなかった。
俺は決めた。もう虐げられる側には戻るまいと…
そう、それすなわちこの俺が虐げる側、つまりネカマ姫になれば万事解決ということだ。
うはwwwwww俺賢いwwwww冴えてるwwwっうぇwwwっうぇ
さっそくその日、俺は男アカウントを封印し、新たに女アカウントをこしらえた。
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