◆発端◆

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大丈夫、これくらいよくある事よくある事…と、泣きエモを連発するうさプリをなだめ、ひとまず俺たちはニブル町中に退却した。 ホラもうニブルに着いたから安心安心。 カプラん所から聖水持ってくれば、これからの狩りがそう、ヘブン状態に… うさプリ「倉庫にも聖水ないです…」    。 。  // ( д) 俺「ちょっ、ちょっ待って」 俺「俺の倉庫」 俺「みてみるから」 これは想定外だった。 俺は急いで倉庫を見た。 別キャラで殴りプリを持ってるので、倉庫には申し分ない程度に聖水があった。 うさプリ「本当すいません~;;」 うさプリ「聖水ありがとです;;;」 相変わらず泣きエモと『;』多用で謝るうさプリ。 あぁ、俺はこの時用事手帳を開いて帰るべきだったのかもしれない。 そうすれば、あれほど切ない思いもしなくて済んだのに…
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