過剰反動効果

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 自らの目に、村上は針を突き刺す。 村上「ほぉ~ら、よ~く見ろ…」  村上の黒目は、少しづつ茶色っぽく変色していく。 村上「君の髪、目は、うっすらと茶が入っているだろ?こうやって…針を突き刺すことで、私は目の色、髪の色、肌の色、体型、身長までも変化させる事ができる。かなりの時間がかかるけどな…わかるかな?さっきから、ただ拷問のように君に針を刺していたんじゃないんだよ。君の身体を調べていたのさ。ワァオ!」  村上は、次々と自らに針を突き刺していく。 村上「あぁ~私は、君のように可愛らしい娘も嫌いじゃないが、どちらかというと大人の女性がタイプなんだ。君のお母さん、さぞかし綺麗だろう?」 桜(私のお母さん!?何の話をしているの!?)  村上はニヤニヤしながら話続ける。 村上「まず、私は『君』になる。そして、君のお父さんに近づいて殺す。次に、君のお父さんになる。で、君のお母さんと散々SEXをする。で、飽きたら殺す。どうかね?すばらしいプランだろ」 桜「…ヒトデナシ!」  声を振り絞って言う。 村上「…さて、服を着たままだと変形しづらい。あと、ちょっと血もでるし、骨が軋む時や、肉が変化する時の痛みは半端ないからな…では、5~6時間ほど風呂場に行くとしよう。私が帰ってきたら…びっくりするぞぉ」  村上は風呂場に入って行った。 桜(私、このまま殺されるの?何もできないの?)  桜は恐怖に怯える事しかできなかった。
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