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真知は公衆トイレの中で泣いていた。自分の非力さを呪いながら、泣いていた。
暫くしてトイレから出てきた。
真知は手を洗うため袖を捲り洗い始めた。
・・・右腕の刺青を見つめながら。
その頃、神社の近くの屋台にて、
圭「本当に今日なん?」
芥「あぁ、ばぁちゃんの話が本当なら他にも後3人が来ている筈だ。」
焼きそばを食べ散らかしながら喋っているのは
赤沢 圭<アカサワ ケイ>
と
赤沢 芥<アカサワ カイ>
二人は腹違いの双子の中学2年生である。
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