第二章:転校生

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詩「ねぇねぇ輝君。転校生ってどんな人なの?男?女?」 会話が一段楽したところで詩奈は輝に質問した。その目は好奇心に満ちてキラキラしていた。 輝「ん~・・・それが、センコーの奴教えてくれなかったんだよ!「会ってからのお楽しみだ(-_★)キラーン!!」とか言って」 プンプンと頬膨らまして体をクネクネさせている輝・・・・ 正直気持ち悪い・・・があえて言うまい。 詩「ふ~ん♪そっかぁ♪じゃあ会ってからのお楽しみだね♪」 その後は何も質問せず、納得したように笑って見せた詩奈。 本人は本当に納得しているのだろう・・・なんという天然・・・。 そろそろ教室に人が集まる時間だ。 気づけば教室にはチラホラとほかのクラスメイトの姿があった。 俺はテスト勉強の為机へと戻った。(本来朝早く来るのは勉強するためでもあった。)
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