夢の中の・・

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「・・う!剛!!」 目を醒ますとそこにはメンバーの顔。そして・・志乃の顔。 「ああ!!良かった!あのアクロバットまじ危ないから気をつけろって俺、  おまえに言っただろう?本当にお前は!」 佐久間が泣きそうな声で俺に言った。 「ごめんな剛。俺の土台がわるくてさ。でも、剛が死ななくて本当に良かった!」 両先輩も本当にうれしそう・・。 「でも、本当によかった。うん。本当に!」 他のみんなも笑顔だった。 俺は田崎や志乃の顔をまともに見れなかった。 なんていったらいいのかわからなくて。 「剛君。三日も倒れてたんやで。 志乃もすんげえ心配そうにまいにちかよってたんよ。」 明るく田崎が声をかけてきた。 俺は田崎が気を使ってくれているんだと思った。 「あ、田崎ごめんな。」 おもわず最初に出た言葉だった。 「なんや剛君。なんで謝るねん。」 不思議そうな田崎。 「いや、あのさ。志乃のことさ・・。」 「は?志乃がどうしたん?それより!剛君もみずくさいなあ~。」 田崎がいうとメンバーみんなの顔がにんまりとなる。 「え??なに??」
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