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ドンッ‼
物凄い音が発した。
車にひかれたのは…
弘樹だった‼
梨乃を突き飛ばし、彼女をかばって…。梨乃は尻餅をついただけだった。弘樹「…ううっ…梨乃…だい…じょうぶ…か?」体中血を流しつつも梨乃を心配する。
梨乃「ひ、弘樹っ‼しっかりしてッ‼弘樹っ…」梨乃はなきじゃくりながら弘樹に抱き付く。
弘樹「ううっ…」その時運転手がでてきた。中年の男性のようだ。
運転手「あ、あぁ…なんてことをしちまった…ああーっ‼」
顔が赤く、酒臭い。
どうやら酒を飲んでいたようだ…
梨乃は込み上がる怒りと悲しみをおさえて、救急車を呼んだ…
梨乃「もしもし❗救急車をお願いします‼場所は…」
弘樹はかすかに梨乃の声を聞いたが、そのまま目を閉じた……。
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