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優等生とヤンキー
「今日から、この花桜学園に通うことになった、五十嵐 留希阿さんです。」
変わるんや…
アタシは…
この学園で青春を送ったる…!!
なぜだか、親の転勤のせいで転校になった。これが理由。
本当の理由じゃないけど。
あの過ちを起こさないように
アタシはこのど田舎の学校で
青春をenjoyしたる…!!
……
「今日からこの学校に転入してきました!!五十嵐 留希阿です!!大阪から来ましたが、父は大阪弁、母は関西弁を使うので色々ごちゃ混ぜで…たまに訛(なま)りが出るかもしれへんけど、よろしくお願いします!!」
バッと頭を下げる留希阿
「…つーかもう訛ってるし!!」
クラスのムードメーカなのであろう、首からメガホンをかけた少年が思い切り突っ込む
ドッとクラスから笑いが漏れる
「えへへ…すんません…」
いよぉっしゃ!!掴みはオーケィや!!順調すぎて怖いわ自分!!
ニヤニヤと笑いが漏れる留希阿
「…い…五十嵐?」
若い担任が留希阿を覗き込む
「あ…すんません!!アタシ勝手に笑ってしまうタイプで…」
「どんなタイプだ。」
パシリと出席簿で軽く叩かれる
すると再び笑いが起こる
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