優等生とヤンキー

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「…アンタには無礼なことをした。申し訳ねェ。」 修羅が頭を下げる 「俺はアンタが枝垂れ桜の姉御だってバラすつもりはこれっぽっちもねェ。」 やけに顔が近い修羅 「当たり前やボケ。バラしたらお前の腎臓闇ルートで売りさばいたるからな。」 「ハァハァ…姉御が俺の腎臓を…」 「興奮すな!!気色悪いわこのボケ!!」 バシッと修羅を殴る 「…ルキア…って呼んでも…」 「かまへんよ。むしろ姉御より助かるわ。ウチは大和って呼ばせてもら…」 「修羅。」 「…いや、せやから、変な関係やと思われたら困るからな大…」 「修羅。」 ブチッ 「わーったわ!!修羅って呼べばええんやろ!!自分しつこいねん!!」 「ありがとよ。」 「褒めてないやろ!?!?!?!?!?今のセリフの何処に褒める要素があったん!?!?!?!?!?50文字以内で簡潔に答えんかい!!!!!!!」 「ルキア、煮干しを食え。切れやすいぞ。」 「かぁぁぁぁぁぁっ!!!!!!バーカ!!バカバカバカバァァァアカ!!!!お前と喋ってるとウチまでバカバカバカになるやんけ!!黙っときィ!!」 ガンガンと机を叩く留希阿 ……………………………………… 転校初日 ウチの人生はこの日から 180゜ 変わったんや。
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