携帯電話

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珍しく 君が泊まる日なのに 眠りにつく頃 鳴る 君の携帯電話   眠るふりをする アタシを残して 小声で 部屋をでていく   アタシには何も聞けない アタシには何も聞こえない 自分に言い聞かす アタシは彼女ぢゃないから アタシは便利な道具だから 電話の相手は 知らなくていい   電話を切っても戻らない君は 今 誰の為に罪悪感と戦っているのですか?   アタシの横で眠れないのなら 今すぐ帰って欲しい アタシを置き去りにして 今すぐお願いだから帰ってよ 苦しくて 泣きたくなる
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