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「………」
「……ねぇ」
「…………」
話掛けてもずっと無言。
こんな寒い日に、腹が露になってクロスが描かれてる黒い服をずっと着ている彼を呼び掛けたが、一切口を開かない無表情な彼。
「…ルアク、寒くないの?」
「………寒くない」
あっ、やっと口開いてくれた!
「…だって、そんな服じゃ寒そうだし……」
「………」
また無言になっちゃった…
こうなったら!
フワァ…
「…!マール…?」
「クスッ、アイルに作り方を教えて貰ってね?ルアクにあげようと思って作っちゃった…//」
ギュゥ
私を、優しく彼の腕の中に引き寄せられた。
「すっごく、暖かい…」
「!!///」
私の耳元で、甘い甘い言葉を呟いた。
表現が下手な彼
(ル、ルアク…!///)
(マール可愛い)
(////)
end...
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