ばぁばが 男として生きた理由（わけ）

突然の別れ 後悔～そして 初めて知った死の意味

ばぁばの家には もう ばぁばの姿も ばぁばの荷物も何も残っていません でも ただひとつ ばぁばが 柱に残した 私の成長を刻んだ 柱の傷だけが 残されていました そして 私の後悔も その傷と一緒に‥‥
私が ばぁばの事を少しでも 恥ずかしがったために あんなに大好きだったはずの ばぁばに 淋しい思いを させてしまった事への後悔‥

ごめんね ばぁば
私は一生 ばぁばと一緒に 過ごした日々を 忘れないょ