9月17日

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頑張って、頑張って、ようやく楽になったイリの身体が、私に残された。 それをすぐに埋めてあげることは出来ず。 ――イリが、無くなってしまうのが怖かった。 その夜、私の布団の枕元にいつも通りイリの寝床を用意して。 イリをそこに寝かせた。
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