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🌱ー5
道を進と
突如目の前に現れた山々が
堂々と聳えたっていた
木々は青々と茂り
自然な姿で大地に根をはりめぐらせている
川の流れは清らかで…
でもどこか力強く流れていた
次第に空は赤く染まり
日が落ちる頃
今にも手が届きそうな空に
まばゆいばかりの星空が広がっていた
遠くの空では稲光が飛びかっていた
あたりが静寂に包まれると…
水の流れる音だけに支配される
そして
時はゆっくりと流れていた
END
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