‡約束‡

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沙桐との電話を終えて、思いも掛けなかった事態の好転に陽朔は自分がいやに浮かれているのに気付いた。 (我ながら、ゲンキンな奴だな。) 沙桐はたぶんこんな自分は知らないだろうと思いながら、ひとり悪戯っ子のような微笑みを浮かべた。
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