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それからトークをしたりデビュー曲を歌い、たった40分ではあったがライブは終了した。持ち歌が2曲にしては頑張った方だ。
白田「皆さん、お疲れ様でした。後はスタッフの方で片付け等々致しますのでここで解散にします。学園祭の方見に行っても良いですよ。」
ルイ「まじか!」
テントの楽屋内で、ライブで失われた水分を取っていると、白田マネージャーが俺達に言った。
直ぐに反応したルイは、早く学園祭に向かうため残りの水を一気に飲み干した。
竜「あ!僕用事あるから帰る!」
蓮「え、お前……。」
竜がライブのダンスレッスン中にずっと学園祭の話ばかりをしていて、凄く楽しみにしていた筈だ。
蓮「少しだけでも見てけば?」
竜「あ、いや……急ぎの用事でさ!」
俺が提案すると、竜は慌て顔の前で手を左右に振りながら拒否をした。
蓮「でも、竜楽しみに……。」
李玖「まぁまぁ蓮、竜急いでるみたいだしさ。」
李玖は俺の口の前に手をやり、俺に口止めさせながら言った。
竜は李玖に頭を下げると、もの凄い勢いでテントから出ていった。
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