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兄貴の執務室の前に来ると。
誰かが話していた。
環さんかな…。
葵「兄貴、何の用?」
ノックなしに入る。(笑)
聖「葵、ノック位しろよ。(苦笑)」
?「相変わらずやしー、葵。」
あたしは、この声を知ってる。
変わらない…優しい声を。
葵「凛…!」
いるはずがない、恋人の凛だった。
嬉しくてあたしは凛にだきついた。
凛「久しぶりだな、葵…。」
凛はあたしをぎゅっと抱き締めてくれる。
聖「葵、悪いが…異動が決まった。異動先は…」
凛「【Cool Boys】」
【Cool Boys】…?
凛の所属してる事務所?
凛「…わんと一緒に来いよ。もう嫌とは言わせないぜ?」
私は、涙目でぎゅっと凛に抱きついた。
その後、あたしが名字を変える事になるのは、先の話。
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