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そして翌日の朝になり、私は親に叩き起こされた。
ハムが子猫を産んだのかと思い、焦る気持ちを抑えて、ハムの元へ急いだ。
しかし、目の前には、目を閉じ、タオルの上に横たわるハムしかいなかった。。。
私は、
「なんだぁー、まだ子猫産まれてないじゃん。」
と家族に言った。
だが、家族から返ってきた言葉は私の心をえぐるほどの衝撃を与えた。
「朝起きて、ハムの所に行ったら、ハム、死んじゃってたのよ………」
私は、その言われた瞬間に笑った。
皆が、ハムが寝てるのを良いことに、ハムを一番心配している私を驚かそうと思って冗談を言っているのだと思った。
しかし、皆は笑いだした私を見て、うつ向いてしまった。
私は、不安になり、尋ねた。
「ねぇ、ハム死んじゃったなんて嘘だよね？冗談なのにそんな顔しないでよ。」
そう言った私に、
「ハム死んじゃったの。」
その言葉を言われる前に、私はハムの元に走っていた。
ハムの前にしゃがみこみ、ハムに触れてみると、ハムはとても冷たくなっていた。
私は、ハムが死んでしまった事が事実なのだと、この時にやっと気付いた。。。
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