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彼らは私を可愛がるけれど、本当は私の向こう側に見える影に笑いかけているのだと思う。 なんて可愛がり甲斐のない孫たちだろうね、都合の良いときばかり欲しがって、あなたたちにたかる癖に。 だけど、影を求めて、私に触れようと伸びる手は優しい。 その手はとてもあたたかい、だから私は彼らが好きなのだ。 このお城で、私は賢くかわいい、ちいさなお姫様。
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