2905人が本棚に入れています
本棚に追加
「かっかあさん!!」
少年は母を見つける
だがその姿はいつもの姿ではない。
重力に平伏し倒れている母
少年は急いで駆け寄る
「かあさん!!何があったの?」
「ヨミ…とうさん達を……助けて……」
少年はどうやらヨミと言うようだ。
「かあさん!それじゃあ!わかんないよ!!」
「………」
母から返答がない…
どうやら死んだようだ。
「かあさん…」
ヨミは母を抱き抱える。
その瞳からは悲しみの一筋の涙が流れる
ヨミは母を近くにあった木の根元にそっとおく
そして父たちを探しに家の中に向かった。
最初のコメントを投稿しよう!