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目の前には紅蓮の炎を帯びる家。
ヨミは覚悟を決めて家に飛び込む。
「とうさーん!!」
ヨミは父を探しながら叫ぶ
「ョ……ミ……くる……な…」
微かに聞こえる父の声
ヨミは必死にその声の元へ走った。
「とうさん…」
ヨミは父の姿を見て絶句した。
父を魔物が切り裂いていたのだ。
「ヒャッハハ…これで一人あがり」
父は力無く崩れていく。
「よくもとうさんを!!」
「餓鬼…いたのか!なら殺すコイツと同じようにな…」
ブチッ
ヨミの中でなにかがキレたような音が響く。
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