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人々の悲痛な叫び、見るに見兼ねる死体
人々はすべて絶望してしまって、そんな状況に追い詰められていた。
そんなとき一人の少年は立ち上がった。
「人が死ぬのを見るだけなどもう耐えられない、神よ我に力を与えたまえ!」
一人の少年は神の祭壇の前で言った。
その言葉を聞くと少年の真下にある魔法陣が光り始める。
次第に少年は光りに包まれる。
少年は辺りを見渡すが何もないただ真っ白の世界だった。
「汝、何故、力を求む?」
そんな中、突然少年の頭の中に声が響く
しかし少年は動揺しなかった。
「それは、大切な人たち、そう人々を救うため」
少年は何の躊躇もせずにそれだけをいった。
「よかろう汝に力を与えよう」
声は少年の覚悟をしかと受け取ったと言うように言葉を脳内に響かせた。
再び光りつつまれそして光りが消えると祭壇にもどっていた。
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