疑問

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あるアパートの中、のんびりと寛いでいる白い猫がいた。 その猫は片耳が黒くピクピクと動かして寝ていた。 すると、アパートの階段を登ってくる音が聞こえた。 寝ていた猫はピクリと反応し玄関を見た。 ガチャガチャ…キィ… 玄関が開き、中に入ってきたのは猫のご主人様だった。 ご主人は、ただいまと猫に笑いかけ飲み物を飲みに行った。 9月なのに外はまだ暑いらしく汗をかいている。 ジーと見つめていれば冷たい水をくれるので、いつも見ている。 ご主人はそんな僕に気付きニコニコ微笑んで水をくれた。 そんな幸せの時間が堪らなく好きで… 自分が猫だと信じていた時だった  
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