序章

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 私は、殺人鬼を飼っている。  そいつは、暗闇の奥に繋がれていた。  時たま、扉を開けて、犠牲者を放り込んでやる。  きっとそいつは、暗闇の中で、じっとそれを待っているのだ。  早く、あの扉が開かないかなあ、って。  お腹を空かせて・・・・・・。  さあ、今日も獲物をあげるよ・・・・・・。  ・・・・・・・・・・・・フフフ・・・・・・。
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