簪
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「おはよう、ねえさん」 薊の笑顔。 これだけで私は今日一日がんばろうって思える。 「おはよ、あざみ。ごはんだから階段おりよう♪」 私は薊を抱き抱えて一階へと降りた。 そのまま薊をいつもの席にすわらせて、準備よし。 私も自分の席についていただきますをした。
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