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「にゃ!」 目がさめた。 白い部屋だ。 「いたッ―!」 胸が痛い。 みてみると、私の胸は包帯でグルグル巻きだった。 そういえば私お母さんに―――。 薊は?お父さんは?! 二人ともこの部屋にはいないみたい。 「あざみぃー……。お父さん…」 そう呟いて、余計に悲しくなった。 「お母さん…」 なんでこんなことになったんだろう 私はいつの間にかナースコールをおしていた。
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