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ろん・りゅう 中国・日本 海や川等の水中や地中に生息する 獰猛だが、たいていは人には友好的。 燕の肉を好み、宝石、特に翡翠を愛でる。ムカデと鉄製品を嫌う。 このため世界が鉄製品ばかりになった現代社会においてはほとんど見る機会がなくなった。 頭は駱駝、角は鹿、目は鬼、耳は牛、体は蛇、腹は蜃、鱗は魚、爪は鷹、掌は虎に似ている。 目は火のように赤く光るが、体の色は違う場合が多い。 首の付け根から腕の付け根まで、腕の付け根から腰まで、腰から尾までの3つの長さがそれぞれ等しい 口元には髭があり、顎の下には五色に光る明珠という珠を持ち、頭頂部には飛ぶための博山という山状の突起がある 八十一枚の鱗があり、そのうちの一枚が逆さまに生えている。この一尺四方の鱗を逆鱗という。逆鱗は逆さまに生えているため触れられれば激痛が走り、そのため龍は怒り狂い、触った者を必ず殺すといわれている。image=295797798.jpg
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