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深く深く胸に刺さった棘は あの日の君の言葉 僕は君の何を見ていたのだろう 僕が信じてた君は きっと幻 本気にしてたの? そう笑った君の顔が忘れられない 艶やかに咲いた君の笑顔 今でも鮮明で 深く深く胸に刺さった棘は 僕の全身に毒を巡らせる 想うだけ無駄だと 君に宣告されたのに 夢でありますようにと夜毎に願う 君が知ったなら きっと笑うね それでも僕は 想い続ける 僕の胸を貫いた 君の言葉を抱き締めたまま
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