【2】

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【2】

どれだけ待てば君は振り向いてくれる? どれだけ想えばこの気持ちは君に届くの? 寝ても醒めても考えるのは君の事ばかり どれだけ僕の心を支配すれば 君は満足してくれるかな 何時だって近くに居た筈なのに ほら 今は こんなにも遠い 君の隣は何時だって僕のものだと思ってた でも それは 無邪気だった子供の頃の話だね トモダチと云う名の特等席を壊したのは 僕 コイビトと云う名の特等席には 君は誰を招待するの? 悔しいけれど 君の視線の先に居るのは僕じゃないから 僕の知らない誰かに君を奪られるくらいなら いっそ君の全てを壊そうか―――
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