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今日は、彼女の誕生日。
僕は、それを祝うことにした。
ケーキに蝋燭をたてた。
火をつけていくけど
はじめはいいのだが
段々悲しくなってくる…
あの日のことが頭に浮かんでくる…
どうして、君は
僕のことを置いていったんだろう…
あの日あの時、
君と出会っていなければよかったのに…
でも、出会っていなければ
もっと不幸せだったと
思うよ…
そんなことを考えても
無駄だと思いながら
蝋燭の火を消した。
『佳奈子、お誕生日おめでとう。』と言った。
これからも、ずっと
側にいてくれよ。
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